復帰するに違いない

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復帰するに違いない

一週間に一回は顔を見ないとお互い寂しい、私とOさん。

最近、同居していた娘さん一家が近くに新居を構え出て行って、

一人暮らしになったOさん。

口では「みんなが出て行ってせいせいした、一人が気楽よ」と強がり言っているが、

本当は寂しいのがよくわかる。

桜が三分咲きのころ服務式住宅、花見に行った時も元気がなくしょぼくれていた。

「もう、これが最後の花見になるわ、来年はもうこの世にいないから」をくり返す。

「最近、心がざわざわして眠れない、もうアカン」 弱気なこともくり返す。

しっかり者のOさんが、まさか、こんなことを言うなんて…

本当に最後になるかもしれない…そんな思いから、三回も花見に行った。

思えば、Oさんは私より六才も年上だし…

もしOさんが行銷策略、本当にいなくなったらどうしょう、と思うと、

私も、心がざわざわして眠れない。

お互い年を取った証拠、だと思うけど、

困ったことに、

現実には、私たち二人とも失眠、「おばあさん」という自覚が無い。

今も、好奇心旺盛だし、おしゃれ大好き。

Oさんのことだから、いずれ一人暮らしにも慣れたら、

大ぶりのアクセサリーを、ジャラジャラつけて、おしゃれけれど…。
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